2024/09/15 コラム
商標権とは?
「商標権」とは、事業者が自社の商品やサービスを表すために使用する文字・ロゴ・マークなどにつき、独占的かつ排他的な使用を認める権利です。
商標権者は、指定商品または指定役務について、登録した商標を独占的に使用できます(=独占権。商標法第25条)。
また、他社による登録商標と類似した商標の使用や、指定商品または指定役務と類似した商品・役務に関する登録商標の使用などを発見した場合は、商標権侵害として差し止めなどを請求可能です(=排他権(または禁止権)。同法第37条)。
商標権によって保護された文字・ロゴ・マークなどを使用すれば、自社の商品やサービスを他社のものから差別化することができます。
商標権の有効期間は、設定登録の日から10年間です(同法19条1項)。有効期間が満了する度に、同じく10年間の更新が認められています。